旅物語

moguが訪ねた旅の記録です
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熊野古道を歩く その一

日程:2010年5月11〜13日
行程
1日目:地元〜京都〜(近鉄特急賢島行き)〜大和八木駅〜(奈良交通バス)〜十津川温泉(泊)
2日目:十津川温泉スバルの里〜(熊野古道小辺路・標準所要時間約7時間)〜八木尾バス停〜熊野本宮大社・大社にお参り世界遺産センター前バス停16:58発〜湯の峰温泉17:09着(泊)
3日目:湯の峰温泉〜請川バス停(小雲取谷越え約6時間)〜小口バス停7〜(タクシーで観光)〜新宮駅(南紀8号 )〜名古屋〜品川〜地元着
温泉 十津川温泉えびす荘 / 湯の峰温泉小栗屋
使った資料
十津川村観光協会鼓動の会(十津川村語り部)
熊野本宮観光協会
奈良交通

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熊野古道とは(熊野語り部の会ホームページより)
「和歌山・奈良・三重三県にまたがる紀伊山地は、神話の時代から、当時の都人から神のこもる場所として憧憬の的になっていました。
また六世紀頃に渡来した仏教が、我が国を治める宗教となった時、紀伊山地はまた阿弥陀如来や薬師如来・観音菩薩の浄土としてみられるようになり、やがて高野山には真言密教の霊場、大峯吉野には修験道の霊場、南の熊野三山には神仏習合の霊場、本宮・速玉・那智の神社が祀られて、後の日本の宗教文化に大きな影響を与えることになり、現在でもその姿が色濃く残っている価値が世界遺産(文化遺産)に登録されたのです。」

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テニス仲間から熊野古道を歩きたいので計画して〜と言われ資料をもらったのが去年の暮れ。今年になってからいろいろと調べていると、熊野古道で良く歩かれているのが中辺路という和歌山の田辺から熊野本宮まで歩くコースですがせっかく自分達で計画して行くのだからツアーの行かないコースをと思い、いろいろと調べて居たら十津川村から歩く小辺路の果無集落の道が目に付いた。本来の小辺路は高野山から熊野本宮までの道ですが、私達は無理なので十津川村から歩くことにする。

十津川村は紀伊半島の真ん中に位置して日本一大きな村とのこと、しかし十津川村まで行くのには路線バスしかない・・・千葉からだと十津川村まで行くのに一日掛かりになってしまうがこういう機会がないと行けないところなのでみんなも賛成してくれて、十津川村から那智まで歩くことにした。小辺路を通り熊野本宮まで行き、次の那智大社まで、はじめは大雲取越えをしてみたいと思って計画しましたが交通機関がなかなか無いのと歩くのも大変そうなので、小雲取越えに変更し本宮の湯の峰温泉泊まりで計画をした。

よつばのクローバー -------------------------------------------------------- よつばのクローバー

5/11(火) 曇り時々雨
行程:地元6:24〜東京〜(新幹線)〜京都9:50/10:15〜(近鉄特急賢島行き)〜大和八木駅11:02/11:45〜(奈良交通バス)〜十津川温泉16:16着(泊)

時間通り集合して通勤で混んでいる電車に乗り品川で新幹線に乗り継ぐために総武線に乗ったらなんと横浜の方で人身事故があり東京駅止まりになってしまった。東京駅の総武線のホームは新幹線とは反対にあり結構歩くので品川乗り換えにしたのになんでこうなるの!急いで新幹線のホームに行ったら目の前で乗る予定の新幹線の扉が閉まり発車してしまいました〜でも、大丈夫余裕を持って計画してあったので次の新幹線でも間に合いますが指定は乗れないので自由席になってしまったけどなんとか座れたので良かった。このメンバーで行くときはなんかアクシデントがあるのよね。

京都駅から近鉄特急に乗かえて大和八木駅まで行きここから日本一長い路線バス(大和八木駅〜新宮)に乗る。大和八木駅から十津川村まで料金¥3400乗っている時間は4時間20分も掛かる。

京都駅
京都駅でせんと君のお出迎えで近鉄に乗り換える

路線バス
大和八木駅から出る日本一長い路線バスに乗って・・・

路線バスなので乗客の乗り降りがあるから時間が掛かるのも仕方ない。五条バス停で少し止まりトイレタイム、ここからだんだんと山の中の道になり渓谷沿いを走っていく、途中で谷瀬の吊り橋の所で2回目のトイレタイム、ここでは20分ほど時間があり谷瀬の吊り橋を見学できた。

谷瀬の吊り橋
谷瀬の吊り橋です、途中まで行き戻る

吊り橋から1時間ほどで今夜泊まる十津川温泉に到着、はぁ〜長かった、なんだかはるばると来たって感じ。バス停から少し歩き今宵のお宿えびす荘に着きました。掛け流しの温泉は少し熱かったけどとても良い温泉、料理も素晴らしくみんな大満足。明日はいよいよ小辺路を歩くのでおしゃべりもほどほどにして休みます。

十津川温泉
十津川温泉に到着〜

料理
全部手作りのお料理

よつばのクローバー -------------------------------------------------------- よつばのクローバー

5/12(水)晴れ


ひらめき大きくなります、小辺路マップ

行程:十津川温泉スバルの里7:40〜(1時間5分)〜果無集落8:45/9:00〜(1時間40)〜観音堂10:40/10:50〜(45)〜果無峠11:35/11:55〜(3時間5分)〜八木尾バス停15:00〜熊野本宮大社15:30〜大社にお参り世界遺産センター前バス停16:58発〜湯の峰温泉17:09着

えびす荘さんの朝食は温泉で炊いた少し黄色がかっているご飯が美味しい。えびす荘さんに語り部さんの杉本さん待ち合わせ場所のスバルの里に送ってもらう。世界遺産の熊野古道には語り部という古道を案内してくれる人がいるので頼みました。事前に語り部の杉本さんから電話をもらい、いろいろと相談したら杉本さんを迎えに来る車に私達の荷物を運んでもらえることになりとても助かりました。宿から10分ほどでスバルの里に到着、ここに泊まりたかったけど少しお高かったので辞めました。

朝食
朝食もとても美味しかった

スバルの里
スバルの里で語り部さんと合流〜まだみんな元気ですよ

八木尾バス停まで10.4キロ、本宮までいくバスが14時10分なので遅くとも14時には着きたいのでその旨杉本さんに伝えましたが、予定より出発が40分ほど遅かったのでバスに間に合うかは微妙、初心者もいるのであまり無理をしないことにして出発します。まずはトンネルを抜けて少し車道を歩いて小辺路入り口の柳本橋の吊り橋を渡って小辺路の登山道に入る。

吊り橋
ここを渡っていく

登山道
登山道を登る

まずは果無集落を目指して登っていくが初めから結構な急登が続く、でも杉本さんの説明とペースが良いのでみんな息も上がらずに歩いている。

石畳みの道
石畳の道は雨が降ると大変かも

熊野川を見る
途中開けているところから熊野川を見る

木漏れ日の中を石畳の道を登っていくと急に開けて日本の里100選に選ばれている果無集落の所に出た、ここは熊野古道を紹介するときには必ず紹介されています。私も何処を歩こうかといろいろと資料を探しているときにこの集落を見て歩いて見たいと思って決めました。

果無集落
果無集落に着きました。

田んぼ
小さな田んぼとなぜか大きな鯉がいた

民家の庭先を通らせてもらう、歩く人のために水飲み場もあって有りがたいですねぇ。杉本さんからは十津川村の事とかこの果無集落のこととかいろいろと楽しいお話しを聞かせてもらった。集落を後にいったん車道に出て果無峠の登山口から登りはじめる。

民家
ここのお宅はよく写真に出て来ますね。

世界遺産の石碑
この景色も必ず紹介されている

登山道入り口
登山道入り口と観音様

石畳の道を上っていくと登山道の脇には三十三の観音像があって数えながら登っていく、途中には昔の道ならではの茶屋あととか天水田の後があった。天水田の平坦な道を通っていくと急な登りになり少し登ると観音堂に到着。ここには美味しい水も流れていてトイレもあったので休憩、登り一辺倒だったのでみんなも疲れたみたいだ。私達が休息しているとご夫婦が登ってきた、今日初めて会う登山者でこの後は峠で一組にあっただけでした。

登山道
急な登山道を登っていくと

観音堂
観音堂に到着〜やれやれ

この観音堂からも急な登りが続きますが途中開けた場所からは登ってきた十津川村が一望でき、杉本さんから遠くにある大峰奥駈けの稜線を教えてもらう。ここからひと登りで果無峠、ここでお昼にします。私達が休んでいると2人連れの人が追いついてきて、反対からも2人連れが登ってきた。

伐採地
峠までの途中にある開けた場所から十津川村を見る。

果無峠
果無峠に到着〜展望は無い。なぜか梨の木が一本花を咲かせていた。

ここで杉本さんからこのペースだと14時までにバス停に下りるのは無理だと言われた、ここからは下りだし急いで怪我でもしたら大変なので本宮からタクシーを呼ぶことにしてゆっくりと下りることにした。山は下りの方が足に来ますが案の定みんなだんだんと疲れてきているみたいだ。

シャクナゲのお花
シャクナゲが咲いていました

途中一箇所岩ゴロの所があり初心者を私が見ながら下りる、途中熊野方面が見える所でタクシー会社に電話をしたら一台しか無いとのことで困ったなと思ったら杉本さんが送ってくれることになった。ここからがまた急な下りで慎重におりていくと車道の所に出た、車道を横切り民家の庭先を通らせて貰いやっとのことで八木尾バス停に到着した。

熊野本宮町を見る
下りる途中から見えた本宮町

やっと着いた
この民家の先を下りると国道

出発してから7時間20分みんな良く歩きました〜。タクシーと杉本さんの車で熊野本宮まで行き、ここで語り部の杉本さんとお別れです。いろいろとお話しを聞きながら楽しく歩け頼んで本当に良かったと思いました。

本宮大社前
やっと着きました、熊野本宮大社

熊野本宮大社をお参りする、むかしから熊野詣でといわれ信仰されてきた神社はやはり凄いです無事にここまで来られたことを感謝。お参りが済んでから今度は昔本宮大社があったという大斎原の大鳥居を見に行き、今日泊まる湯の峰温泉に行くバスの時間まで世界遺産センターの隣にあった喫茶店で休む・・・やっぱり疲れたものねぇ。

参道
参道を登って

熊野大社
熊野本宮大社にお参り、ここまで来させていただいてありがとうございます。


大斎原の大鳥居、大きい!!

16:58発のバスで湯の峰温泉までいく、湯の峰温泉は日本最古の温泉地で、バスを降りたところにあったつぼ湯は世界遺産に登録されているそうです。見学したかったけどみんなも疲れていたので今宵のお宿小栗屋さんに直行、宿に着いたら早速温泉に入りひと休み。お湯は少し熱めだけど良いお湯で疲れも取れました。料理も手作りでとても美味しかった。明日は小雲取越えて新宮まで行かなくてはで今日も早く寝ます。

湯の峰温泉
湯の峰温泉に到着〜

小栗屋さんの料理
民宿小栗屋さんの夕食も美味しかったです。


その二に続く
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